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ロストワックスで造る スカルリング作成例(後編)

プロから学ぶ作成技術・ロストワックスで造る スカルリング作成例(後編)

■ここでは、歯を細かく削り出していきます。

■スカルの場合、歯の部分を細かく仕上げるとかなりクールにかっこよく仕上がります。

■ここではスライディングゲージでワックスの厚みを測っています。

あまり厚いと指を圧迫しますから適度な厚みに仕上げておきます。
また、地金を少なくすることによりコストを抑えることも出来ますので調整しておきましょう。 ワックスの重さが1gのものですと銀地金にすると約11gになりますからそこも計算して削りましょう。

■ここでは、正しく30mmにおさまっているかを計測しています。

■ワックス原型を元に鋳造すると小さな傷やヤスリ目等も忠実に出てしまいますから、ワックスの仕上げは丁寧にスポンジやストッキングを使って磨きます。

また、ワックスフィニッシュワックスクリーンでつるつるに仕上げておきましょう。 この作業により、鋳造後の作業軽減につながります。

■今回は鋳造作業は紹介しませんのご了承下さい。

写真の状態に鋳造が出来ました。

バレル研磨後の状態ですので、銀目が出ていますが、まだ輝きが足らない状態です。(写真では見にくいですが。。)

■鋳造時の湯道が残っています。
この写真だと銀地金がまだぼこぼこしている感じがわかると思います。

■湯道部分を糸鋸でカットします。
指輪の部分を傷付けないように注意して切り落としましょう。

※糸鋸刃はワックス用から金属加工用のものに替えています。

■湯道のカットができたら、ヤスリで整えていきます。

■芯金と木槌でリングの歪みを整え、サイズが正しいか確認しながら直しておきます。

■表側のスカルが施された部分は叩くことが出来ませんので、指輪腕部分を叩き整えましょう。

ハンドリューターに真鍮ブラシを付けて細かい部分を磨いている写真です。

■気になる部分を精密ヤスリで調整しているところの写真です。

■ロールペーパー(紙ヤスリを軸に巻いた物)を使用して削っている写真です。

■いぶし液を使用して黒くしている写真です。 いぶすことにより陰影が出来立体感が更にまします。ここでは、銀黒原液を直に筆で塗って黒くしています。

これまでの、いぶし液(610ハップ)ではあまり黒く出来ませんでしたが、この商品はかなり黒くできるので使った事のない方は是非試してみてください。 感動ものです。

■いぶしで、余分な部分を研磨し落としておきます。
ここでは、シリコンポイントを使っています。

■指輪全体の研磨には、バフモーターを使います。
ハンドリューターでも研磨出来ますが広い面を研磨する場合はこちらが便利ですし時間短縮にもなりますネ。
写真では、保護具を付けていませんが保護具を付けて行なってください。

■バフモーターでは磨けなかった細かい部分の研磨には、ハンドリューターとフェルトバフを使い研磨します。

■最終仕上げには、ヴェノール(今はもうないですが)後継のグラノールとセーム革で磨きます。

■超音波洗浄機でバフカス等を落として、光沢を出し完成です。

■今回は、スカルリングの作成をご紹介致しましたが、ご紹介した通りに絶対に行なわなければならないといったことはないので自分なりの作業方法、道具を使って最終的に良いものが出来るよう頑張って下さい。